自己紹介

1940年(昭和15年): 埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)に生まれました。太平洋戦争終戦は昭和20年ですから、辛うじて「戦争を知ってる世代」です。
1947年(昭和22年): 小学校入学。小学校から大学院まで全てを戦後の新学制のもとで学んだ第一期生です。
1953年(昭和28年)1月28日: 初めてカメラを手に入れた日です。「メイカイフレックス」(東郷堂)という今で言えばトイカメラに分類されるカメラですがプラスチック製品がない時代ですから全金属製です。この日が、私のカメラ趣味の原点です。
1953年(昭和28年): 中学校入学。現在、中学校同期の仲間同士で2年に一度埼玉会館で「翔作品展」を開いています。私はグループ翔のホームページの管理人をしています。
1956年(昭和31年): 高等学校入学。使っていたカメラは岡谷精機の「Lord」です。まだ、露出計のついていないレンジファインダーカメラです。
1959年(昭和34年): 大学入学。物理学科に所属していたので、「物理実験」の授業には写真に関するものが色々ありました。撮影、現像、瞬間写真、X線写真、分光等です。当時はコンピュータを使った電子計測機器はありませんでしたからなんでも写真に撮って後で解析する時代でした。
1963年(昭和38年): 大学院入学。専門は「加速器物理学」と「プラズマ物理学」。学位は加速器で取りましたが社会人になってから最初の専門はプラズマ・核融合です。カメラや写真とは直接関係ありません。この頃、使っていたカメラはKonica FMという一眼レフカメラです。露出計はついていますが、まだTTLではありません。
1968年(昭和43年): 大学院修了後1年間、学術振興会奨励研究生として「素粒子研究所(高エネルギー物理学研究所)準備室」で研究していました。
1969年(昭和44年): 日本原子力研究所に入って「プラズマ・核融合」の研究に従事します。カメラは新発売のオリンパスのOM-1を買いました。自分で稼げるようになったので、この後、カメラはどんどん増えていきますが最初に気に入って買ったオリンパスのカメラが中心です。
1984年(昭和59年)6月23日: 記録によれば、私が篆刻作品を最初に作った日です。はっきり覚えていませんが、この1週間前の土曜日(6月16日)に水戸市のデパート京成志満津で開かれた「中国物産展」で篆刻セットを何となく買ってきた筈です。これ以来四半世紀以上にわたって、全くの自己流ながら、篆刻を趣味としています。
1994年(平成6年): 日本原子力研究所を退職して電気通信大学に奉職いたしました。情報工学科でコンピュータ・シミュレーションやニューラル・ネットワークを研究するようになりました。写真に関しては、レンズレス写真を始めるようになりました。カメラも、世の中がフィルム・カメラからデジタル・カメラの時代に変わってきたのに同期してデジタル・カメラ中心になってきました。
2006年(平成18年): 電気通信大学を定年退職いたしました。少し時間的余裕ができたのでホームページ作りなどを楽しみ始めました。カメラの方はデジタル・カメラになったおかげで「デジタル赤外線写真」という分野にも手を染め始めました。写真もまだまだ色々な楽しみかたがあるように思っています。