ゾーンプレートはマクロ写真が得意(2)_庭の生き物

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このページは、(2)の「庭の生き物」のゾーンプレートマクロ写真をまとめました。我が家の庭に集まってくる生き物は他にも沢山いますが、まずは撮影しやすいものを撮影してみました。ピンホールカメラで昆虫等の生き物を撮影するには2つの問題点を克服しなければなりません。まず第一には、これらの生き物は小さいので、多くの場合、接写あるいはマクロ撮影が必要になる事です。第二には、これらの被写体は良く動きますから早いシャッターを切らねばならないという事です。これらは、ピンホールカメラの最も苦手とするところです。ところが、同じレンズレスカメラとはいえ、ゾーンプレートカメラならばこれらの課題は簡単に克服できます。まず、第一の課題は、ここでのテーマであるゾーンプレートマクロ写真を撮ることによって解決します。第二の課題も、これに伴って解決してしまいます。ゾーンプレート自身、ピンホールに比べると十倍位の明るさがありますが、さらに、接写撮影ですから被写体に近づいて狭い部分だけを照らせば良いので非常に明るく被写体を照らす事が可能になります。このために、暗いところでも1/100 sec 程度のシャッター速度を容易に実現する事ができるからです。

 下の写真は、焦点距離 50 mm 、ゾーン数19のフレネル型ゾーンプレートを用いて、倍率0.35 – 1.0 程度に設定して、Olympus E-510 を用いて撮影したカナヘビ、イチモンジセセリ、ニホンアマガエル、アシナガバチ、ヤマトシジミ、カマキリのマクロ写真です。これらの被写体のうち、カナヘビとニホンアマガエルは比較的じっとしていましたが、昆虫達は非常に素早くて明るいフラッシュランプが必須でした。