前ページと同じ2段スリット板を用いて風景を撮影しました。茨城県北部にある大子町の袋田の滝、水戸市の茨城県立歴史館。茨城県茨城町にある小幡北山埴輪製作所跡の景色です。
●[1-2] 袋田の滝は横幅も広いので、2段スリット板らしい写真を撮るのは難しい被写体です。一般に、風景写真では、縦横いずれの倍率が高くなっているかわかりにくいことが多くなります。第2観瀑台ができた袋田の滝は色々な位置から撮影ができるようになったので、これからの撮影が楽しみです。
●[3-4] 偕楽園の西側に岩間街道を挿んで茨城県立歴史館があります。広い構内には歴史観本館の他に、この水戸農学校校舎、水海道小学校校舎等いろいろな歴史的建築物が建っています。秋の終わりには銀杏の落ち葉が金色の絨毯を敷き詰めます。もう少し経つと銀杏を集める人たちが沢山集まってきます。この写真の右の方に本館、後ろ側に移築された旧水海道小学校校舎があります。
●[5-6] 昔の水海道小学校校舎を移築した建築物です。中に入ると往時を忍ぶいろいろな資料が展示されています。左側が正面ですが、正面の前にはタイムカプセルが設置してあります。今が歴史になったときの歴史館の展示物です。
●[7-8] 水戸市の南隣の茨城町には国指定の小幡北山埴輪製作所跡があります。起伏のある丘陵地帯には埴輪を焼いた窯跡が数多くあります。窯跡の写真はゾーンプレート写真展示室に載せてあります。ここに示した2枚の写真は新たに作られた古墳の模型の上にいろいろな埴輪を並べたものです。